苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

31:ADHDグレーゾーンの職の選び方

どんな仕事がいいのか?
色々な種類の仕事に就いて辞めた経験から、「この仕事がいい」ではなく、まず「この仕事はダメ」ということでリストアップしていこうと思う。

飲食業は絶対にオススメしない。

飲食業のほとんどは、たくさんの客に接することで利益を大きくする会社(薄利多売の会社)だから極めて忙しい。忙しいとパニックになり脳が回らなくなる。ミスも出る。どんなにインプットに時間をかけてもアウトプットにかけて許される時間は数秒だ。接客業全般に言えることだが、理不尽なクレームがある。他人の失敗もたまたまその場にいる自分が謝る羽目になることもある。

自分の飲食業経験談ハンバーガー店):17:ファストフード店の仕事は難しい - 苦痛脱却帳

接客業だとしても、厚利少売(車や宝石のような利益の大きなものを少人数に売る仕事)であれば考えてもいいのではないかと思う。自分は車や宝石に興味がないのでできないが、それに売った金額で評価される厳しい世界でもあるだろう。しかし一般的には薄利多売より厚利少売の仕事のほうがマシと言われている。

中古買い取りショップ』:上と同じく接客業である。中古ショップは買い取り作業が極めて難しい。せっかく商品位置を覚えても中古ショップなのですぐ場所が入れ替わってしまう。(TSUTAYABOOKOFFとか。)自分は普通のスーパーやコンビニだとしても、物の位置を覚える自信がないので仕事には選べない。

自分の中古買い取りショップの経験談18:アニメショップ店員になるも誰とも仲良くできず仕事を全て任せられる嫌がらせを受ける - 苦痛脱却帳


個別指導塾講師』:これも接客業である。学力がないといけない(自分にはなかった)。一対一で自分主導で45分間会話を続ける能力が必要(これも自分にはなかった)。多少自信がなくても堂々としている必要がある、これも難しい。個別指導塾講師の経験談:このページの3見出し目後半⇒15:就職面接直前に過呼吸で辞退 その後別の場所に就職するも記憶喪失状態になる - 苦痛脱却帳←の3見出し目後半
コールセンター』:これも接客業といえる。客のクレームが苦痛だ。怒りたいだけ、相手を屈服させたいだけで1時間くらい電話を続けるクレーマーも居る。精神が持たない。

建設現場』:基本的にだれでも面接に合格できる。ヤンキーばかり。無視、威圧、嫌がらせなど職場環境は極めて悪い。建設現場仕事の経験談11:一日でやめた建設工事現場のアルバイト - 苦痛脱却帳


農園作業』:単純な作業の連続なのはよかったのだが、苦手な虫がたくさんいるのでつらかった。特に、木にクモがわんさか居てダメだった(クモの巣を張らずにずっと動き回ってる)。←虫が苦手でなくて、暑い寒いといった気温変化にもなんとか対応できる人はオススメ。ラジオを聞いたりして比較的マイペースに作業できる。


★オススメの仕事1
運送系の倉庫内作業の仕事。郵便局・ヤマト運輸・佐川急便などの配送業社で、トラックやバイクでの配送仕事ではなく、倉庫内(局内)で行先別に仕分ける「仕分け作業(区分作業)」を選ぶ。荷物の積み上げ方はパズルのようで、これは少し難しいかもしれないが、覚えることは比較的少ない。重い荷物も多いので体力が必要でもあるが、お中元(7~8月)・お歳暮(11~12月)の時期だけとか、旬の果物の収穫・発送繁忙期の2~3か月間だけ短期雇用で募集している地域もあるので、そういった期間限定で仕事を体験してみるのもいいかもしれない。例えば、りんご、さくらんぼ、みかん、ぶどう、等の旬の時期にその地域の運送業者の仕分けの仕事を選ぶと、その荷物ばかりになるので、体力的に楽である(りんごは少し重いかも?)。地元に軽い果物や野菜の繁忙期があればいいのだが。お中元・お歳暮も、他の一般の荷物に比べればそこまで重くないものが多い気がした。また、冷凍商品は軽いものばかりだし、冷蔵商品だと、ワインや酒が出ない限り、そこまで重い荷物はない。冷凍・冷蔵担当を選ぶのもいいかもしれない。郵便局は「ゆうパック」以外は常時軽い荷物が多く、箱で発送するのでパズルのように考えなくてよい。


★オススメの仕事2
ピッキングや梱包の仕事もオススメだ。同じ動作を繰り返すだけ。ピッキングというのは、(空き巣がカギを使わずに開ける犯行の方ではなく)倉庫や工場に保管された商品を、伝票やリストに従って集めていく作業だ。大抵は棚に番号が振ってあるので、物の位置は覚えなくていい。梱包も技術はほとんど必要のない仕事だ。(ピッキングと梱包はセットになっていることも多い。)

自分が長く続いた仕事は↑のオススメに書いた2種類の仕事しかない。
これらはいい仕事だと思います。

以上。