苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

21:宣言してから行動する(人間はネコ)

過去の記事で「(12)移動は宣言してから」がよいと書いた

新人の職場の人間関係構築方法(2023-07-10更新) - 苦痛脱却帳

以下はそのまま抜粋したもの

 

---------------------------------------------------------------------

>トイレや休憩に入る時や、仕事場を移るときは、一緒に仕事をしている人全員に伝えるようにする。(休憩時間が全員同じ場合は休憩時はしなくてよい。私は大声で言うわけではなく、移動しながら一応一人一人に聞こえるように伝えるという感じで行っていた。)


>誰にも言わずに移動するとまずいのはもちろんのこと、伝えるのが一人だけだと、運悪くその一人がいなくなる時があり、その間にほかのメンバーが「誰にも言わないで勝手にトイレに行ったのでは?」と思ったり、「今いないけどサボっているのでは?」との疑念がわきあがり、その不快感を数人で共有してしまう場合があり、イメージを悪くしたり責められる可能性を増やす。常に、誰からもサボってると勘違いされないような行動をとることが必要。宣言時にいなかった人には、帰ってきた後に「トイレに行ってました戻りました」「お疲れ様です休憩行ってました」といった声掛けをする。例え他の人に移動すると伝えてあったとしても、こういった宣言や声掛けは、他メンバーとの会話数が増えて、日常の会話が円滑になる効果もある。

---------------------------------------------------------------------

 

これは場所移動の際に関する注意点だが、移動だけでなく行動全てにおいて宣言してから行った方がよい。何も言わないと、驚く⇒不快⇒嫌悪と即座にこの流れで反応してしまう人も居る。「ここにこれ置いておきますよ」「これ処理しておきますね」と相手にこれから自分が何をするかと示した上で行動することで、驚く⇒不快⇒嫌悪の流れを止めることができる。

 

ちなみに、ネコとの関係を良好に保つ抱き方がある。

一般的に、『左腕を猫の両脇の下に入れてゆっくり上半身を上げ、右腕でお尻を持ち上げる。(左利きの人は逆)』と書かれている。全くその通りなのだが、これを追加してほしい。ネコの身体に触る前に、「この手で今からあなたの身体を抱きかかえますよ」と、必ず自分の手をネコに見せてから猫を触る(世界ネコ歩きの岩合光昭さん談)。ネコの見えないところから急に触って抱くと、ネコは驚きストレスになり、嫌われる可能性を上げてしまう。

 

ネコと同じようにと言ったら失礼かもしれないが、ネコも人間もそんなに変わらないと考えて、「今からこうします」と、これから何が起こるかを伝えることで相手に余計な驚きによるストレスを与えない。相手に良好な関係を維持するためにはこれも重要なことの一つだと思った。

 

以上