苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

新人の職場の人間関係構築方法(2024-02-22更新)

自分の経験を基に、職場でうまく人間関係を構築するための方法案を載せます。主に新入社員や新人バイト向けです。全部で(1)~(31)まであります。すべて重要だと思い載せているのですが、一応重要度は5段階評価にしています。★(黒星)の数が多い程重要と考えています。

 

※2023-07-10更新

・(30)(31)を追加 ・重要度の星の数を変更

※2024-02-22更新

・(32)を追加 ・(10)の内容を編集 

 

(1)メモをとる 

重要度:★★★★★

 

人間、メモをとらないと忘れてしまう。メモや資料がなければ空き時間に振り返ることもできない。仕事用に、ポケットに入るサイズのA6のメモ帳とボールペンを常に携帯するのがいいかなと思う(他に自分のやり方があるのなら自分のやり方でいいが)。今まで「メモを取るな」と注意してくる上司が2人いたが、自分はどうしてもメモしないと覚えられなかったので、そんな時は覚えたいことを脳内で連呼して内容を覚えて、タイミングを見計らってトイレに行くか、誰も見ていないところで高速で覚えたいことをメモしていた。メモ取るな派は「何度も手帳を見返すようだと手帳を頼って覚えられないからよくない」との意で言う事が多い。主の意味はそれなので、メモ帳を仕事中に見返さなければ文句は言われない。


名前を覚えるのが苦手な人は、名前もメモして覚えるのがいい。ただし、本人の自己紹介直後にメモ帳を取り出してメモするのは明らかに不審がられるので、本人がいなくなってからにする。役職と名前だけ。ほかの情報を書き込んだら、メモ帳を落とした時に自分の欄に書かれた内容によっては不快な思いをしたり不審がられ大変なことになるので、その人の特徴等の情報は乗せずに名前と役職だけに留めておく。それだけでも人名を覚える手助けになる。

 

(2)メモには教わった日付と教えてくれた人の名前を書く

重要度:★★★★★

 

教えてもらったやり方が間違えており、「誰に言われたの?」とよく聞かれた記憶があるが、新人の頃は内容を覚えるので精いっぱいで、誰に教わったかを覚える余裕はない。無責任にも間違えたことを教えて「教えたのは自分ではない」と責任逃れをする悪い先輩も居るので、メモには教えてくれた人の名前と日付を記しておく。自分の場合は名前日付と時刻まで書いていた。


職場内では先輩同士で意見が合わないまま日常の仕事が進んでる事も多い。その時、自分の勢力拡大のため、新人を利用し、自分だけのやり方を教え込む人がいる。その対策にもなる。基本はその時その時の一番上にあたる人(リーダー)の指示に従うのがいいのだが、リーダーがいない時、どうしてもやり方が対立している場合は、大変面倒だが、その場にいる人によって仕事の手法を使い分けるしかない。

 

(3)質問は基本リーダー格に

重要度:★★★★★

ほとんどの人はリーダーの指示に従って動いているので、質問は直接リーダー格の人にした方が、正確な情報を受け取れる。他の人に聞くと又聞き状態になり、微妙にリーダーの本来の指示と違う答えが返ってくることもある。リーダーから一番下まで完全に正しい情報を共有している職場は少ない。新人のうちは直接リーダー格の人に質問して答えを聞くのがいい。

 

(4)2人以上へ同じ質問をする

重要度:★★★★☆


とはいえ、毎回リーダーに聞いてられない時もある。それにリーダー自体が気難しい人であまり積極的に関わりたくない人の場合もある。そういう時は他の人に質問するが、その際2人以上に質問して回答をもらうのがいい。先輩や上司の間でも認識が違う事が多々ある上、責任感がないゆえに詳しく確認せずに間違った情報を教える人もいるからである。


ただし、教えられた直後に他人に聞きにいかない事。教えられた直後に他人に同じ事を聞きにいくと、信用してないのか?お前にはもう教えない!と気を悪くする人もいる。なので一番目に質問をぶつけた人にはなるべく悟られないように二番目の人に聞く。(少なくとも3時間以上開けた方がいい。なるべく丸一日あける。でもまあ3時間くらい空けば、仕事をやってるうちにわからなくなったんだな、忘れたんだなと認識してくれるのでOK。)

 

(5)細かいことでも質問する

重要度:★★★★★

 

大丈夫であろうと思う事でも、念のため確認したほうがいい。基本的にどんな人間も意識しなければ説明不足になる。


細かいことを質問しないで、これでいいだろうとの認識で仕事を続けていると、いつの間にか「何故そんな方法使ってるんだ」「なぜあれをしないんだ」と指示者の考えと離れている場合があり、それを防ぐために早いうちに擦り合わせをしていく必要がある。いくら指示者や教育係でも、新人の行動が間違っていたり、こうした方がいいと思うことがあっても、すべてに対して指摘してくれるわけではない。細かいことだからいいやとスルーしたり、指示者側から言いにくくなったりしている場合もある。合っているから指摘しないのか、間違ってるけど影響が小さいから指摘しないのかの判断はできないので、こちらから歩み寄って、細かい疑問を投げかけていく必要がある。


例えば「これはこの上に載せていいですか?」「あの箱をこっちに移動してもいいですか」「これもらっていいですか?」「これは半端な状態で移動しても大丈夫ですか」といった具合で質問する。細かいことでも、「細かいことなんですけど」「細かいことで申し訳ないですけど」と前置きすれば、なぜその程度のことで話しかけてくるんだと思われることはない。

 

いいと言われる可能性が極めて高いときは「この上に載せておきます」というように報告の形で言ってもよい。もし間違えても、その報告を聞いた人が指摘を入れてくれるので、質問でなく報告でもよい。

 

(6)複数の質問

重要度:★★★★☆


質問は相手に答えさせる義務を課すものである。質問ばかりが続くと事情聴取や尋問のようで、高圧的に感じることもある。もし相手がイライラしてるような状態だったら質問は一つでやめて、二つ目はしない。二つ目をするときは「もう一つあるんですけどいいですか」と聞いてから。


「今こんな感じでやってます(報告)+質問」というように、「報告+質問」の形で聞くと、「自分で考えず何でもかんでも質問にくる」という印象をなくすことができる。それに圧も薄まる。質問を単独でぶつけるだけでなく、報告+質問の形での質問も混ぜて使うといい。

 

(7)質問したのに回答が理解できない

重要度:★★★☆☆

質問したのに回答内容が理解できない時は、すぐその場で本人に聞き返す。それでもどうしてもわからないときは、とりあえず話を流して、違う人に聞く。(本当はわかるまで聞き返した方がいいが、何度も聞き返すと怒り出す人もいるので、退散して他の人に聞く。)

 

(8)質問できないなら事後質問

重要度:★★★☆☆

質問したいが相手がいない場合、いない相手を捜し続けても時間の無駄なので、とりあえず自分のやり方で進めて、後から質問をする。(ものすごく重大な仕事だったら意地でも聞かないとダメだが、基本はこれでOK。)「こういうやり方でやったんですが、よかったですか?(大丈夫ですか?)」と聞く。

 

(9)質問は忙しくないときに

重要度:★★★☆☆

質問する前に本人をよく見て、絶え間なく動いていたら忙しい状態と考えて質問はやめる。どうしてもその場で質問しなければいけない時は「忙しいときに申し訳ないですが」と前置きしてから質問する。

 

(10)笑顔を見せる、笑う、明るく。

重要度:★★★★☆


新人は先輩や上司を怖いと思うが、逆に先輩や上司も新人を怖いと思っている。暗いと、怖いというイメージがつき敬遠される。怖いと思われる前に、笑顔を見せて、あなたの敵ではないと皆に証明しなければならない。作り笑顔が苦手な人は多いと思う。でもそんな人も、思い切って勇気をもって笑顔を作る方がいい。作り笑顔がどうしてもできない人は、その代わりに、しょうもない事や大したことでない事でもよく笑うようにするのがいい。


難しい事ではあるが、それを3週間は頑張り続けてほしい。なお3週間でやめても変に思われない。みんな明るい仕事場はまずないので、この仕事場にテンションを合わせておとなしくなったんだなと勝手に解釈してくれるから。


そして、仕事に慣れてからもなるべく笑うようにした方が打ち解けられる。自分は作り笑顔が苦手だったが、ファストフード店で働いたときに、思い切って、この後の人生どうなってもいいくらいに気持ちを振り切ったら、なんとかそれなりにできるようになった。

 

(11)「わかりましたありがとうございました」

重要度:★★★★★


仕事を教えてもらったり、代わりに何かしらの仕事をやってもらったら、「わかりました」だけでなく、必ず「ありがとうございました」と感謝の意を付け加える。「わかりました」だけだと、せっかく教えたのにありがとうもないのかと不快に感じる人も居る。「わかりました」と「ありがとうございました」は必ずセット。これは癖になるくらい家で練習するのがいい。

 

自分の本来の仕事を誰かが代わりにしてくれた場合も「~をしてもらってありがとうございます」と確実に感謝を伝えるようにする。

 

(12)移動は宣言してから

重要度:★★★★☆


トイレや休憩に入る時や、仕事場を移るときは、一緒に仕事をしている人全員に伝えるようにする。(休憩時間が全員同じ場合は休憩時はしなくてよい。私は大声で言うわけではなく、移動しながら一応一人一人に聞こえるように伝えるという感じで行っていた。)


誰にも言わずに移動するとまずいのはもちろんのこと、伝えるのが一人だけだと、運悪くその一人がいなくなる時があり、その間にほかのメンバーが「誰にも言わないで勝手にトイレに行ったのでは?」と思ったり、「今いないけどサボっているのでは?」との疑念がわきあがり、その不快感を数人で共有してしまう場合があり、イメージを悪くしたり責められる可能性を増やす。常に、誰からもサボってると勘違いされないような行動をとることが必要。宣言時にいなかった人には、帰ってきた後に「トイレに行ってました戻りました」「お疲れ様です休憩行ってました」といった声掛けをする。例え他の人に移動すると伝えてあったとしても、こういった宣言や声掛けは、他メンバーとの会話数が増えて、日常の会話が円滑になる効果もある。

 

(13)全員に定期的に話しかける

重要度:★★★★☆

ずっと話していないと徐々に心理的な距離が遠くなる。遠くなるだけならまだしも、話しづらいとか怖いとか、自分のこと嫌っているのでは?とか勝手に相手が想像を膨らませて、いつの間にか自分の評価が下がっていることがある。それを防ぐため、質問でも何でもいいので何か理由をつけて話しかけて、定期的にあなたの敵ではない、あなたを敬遠しているわけではないという事を表明しておいたほうがいい。どうしても会話したがらない人もいるのでそういった人は除く。(話しかけるペースは難しいが、自分の場合はあまり一緒に仕事をしない12人に対しても、2か月に一回くらい話しかけている。期間はあらかじめ決めておいた方がいい。)

 

(14)新人のうちは均等に話しかける

重要度:★★★★☆

「質問は基本リーダー格にする」というのが前提なのだが、常にリーダーだけを頼りにし、いちいちリーダーを探し出して、リーダーだけに問うというのは他の同僚をないがしろにしているようにも見えかねない。それを防ぐには、他の同僚に対してもおおよそ均等に質問することが必要になる。大して重要ではない質問や、ほとんど答えを知っている内容の質問でもいい。回答を聞いても不安が続くなら、同僚に質問した後に、同じ質問を他の同僚やリーダーにぶつけるのもあり。ただし、(4)にも記入したが、同じ質問は少なくとも3時間以上、できれば丸一日開けた後にほかの人にする。とにかく、リーダー以外の同僚一人一人に対して、あなたをないがしろにしているわけではない、あなたを頼りにしていると表明することが大切。

 

(15)自己紹介は確実に

重要度:★★★★☆

自己紹介は全員に忘れずにする(職場の人数やどれくらい密接して仕事をするのかにもよるが)。自己紹介をしたことを忘れてしまい、二度自己紹介してしまってもいい。ただし三度目は絶対しない事(さすがにしつこいと思われるので)。忘れやすい人は自己紹介した人の名前をメモするといい。

 

(16)大きな声で話す

重要度:★★★☆☆

話の内容がわかりにくくて聞き返されることはあっても、声の小ささで聞き返されることは絶対にないように心がける。2人以上に同時に話しかけるときは、必ず一番遠くの人に聞こえるようにする。一番遠くの人が聞こえないと「さっきなんて言ってた?」と遠くの人が近くの人に聞くという二度手間が生じる。手間が生じる上、その際にうまく正確に伝えない人もおり、その伝聞ミスが結果的に情報発信者のミスとなることもあり、自分が損をする。それを防ぐには自分の発信だけで全員の耳に届ける必要がある。

 

(17)仕事をとりにいく

重要度:★★★★☆

先輩の仕事をとるくらいが丁度いい。手が空けばすぐ「何をすればいいですか」「何かすることありますか?」と積極的に聞く。そんな事をしたら仕事を任せられてばかりで自分だけ辛い思いをするのでは?と思うかもしれないが、大抵の職場では新人ばかりに仕事させているのが判明すると、不公平感を感じた上司や同僚などがその事を指摘したり、先輩自身が思い直すかして、積極的に仕事をとっていても徐々に適切な仕事配分になる。やる気を見せるというより、新人のうちは誰一人にも「サボろうとしているのでは?」と感じさせない行動をする事が大切。

 

(18)物を丁寧に扱う

重要度:★★★☆☆

例えばほとんどの人が足で蹴ったり乱雑に扱っている物(古い棚、重くて動かないモノ等)があるとしても、新人だけは乱雑に扱うのが許されないので注意する。力の入れ具合を知らい新人がやってると不安だ、もしくは生意気だ等の考えで新人だけ注意される。「作業が遅い」と言われない限りは、遅くてもいいので丁寧に物を扱った方がいい。

 

(19)謝罪は最速で

重要度:★★★☆☆

謝罪が必要な状態になったら、謝罪相手を探して真っ先に謝罪する。謝罪は遅れれば遅れるほど傷が深くなる。謝罪が遅れる場合は遅れた理由をすぐ言えるようにしておく(なぜ謝罪が遅れたんだと問われることはほぼないが)。

 

(20)声掛け(すれ違う時)

重要度:★★★★☆

廊下などですれ違う時に、目が合ったら必ず「お疲れ様です」「おはようございます」と挨拶する(同じ会社の人になら誰にでも)。目が合ったのに挨拶をしないのは印象が悪い。(ただし目が合った後に、相手に先に目を反らされて挨拶もしてこないなら、特にこちらからもしない。あいさつしたくない人もいるので。)

 

(21)声掛け(相手の占有空間に侵入する時)

重要度:★★★★☆


人の後ろを通過する時は「失礼します」と声をかけてから通過する。声掛けなしに自分のすぐ後ろを通過されると、例えぶつからなくても不快に感じる人もいる。だいたい目安は2m以内。


また、誰かがいる狭い空間に入る時にも「失礼します」と言う。これも、黙って入られると不快に感じる人が居るから。(狭い空間というのは、私の目安は5m×5mより狭いような場所。例えばパッと見て学校の教室2つぶん以上の広い空間に居るとか、相手が遠くて大きな声を出さなければ声が届かない状況なら、声をかけなくても相手が不快に感じる事はまずないと思う。)


座っている人がいる状態の個人の作業机に触れるときはもちろん断りを入れるだろうが(オフィスデスクを想定しています)座っている人がいる状態の会社の共用机に触れる時はどうするか。誰かが座っている机の上の物を取ったり、引き出しを開けたり、物を置くときも、やはり「失礼します」と言った方がいい。それに加えて、「人の座っている机の隣の机」に触れる時も声掛けしたほうがいい。隣の机も自分の占有している空間の一部と感じ、無言で触られたり音を出されると嫌な人もいる。(列車で誰かの隣の席に座るとき失礼しますと言うのと似てるかも。)

 

(22)仕事以外の質問には答えて同じ質問を返す

重要度:★★★★☆

相手から仕事以外の質問(例えば、「どこから通ってるの?」「なにで来てるの?」とか)が来たら、質問に答えたあと必ずこちらからも聞き返す。こちらも相手に興味があることを示すため。会話が一方通行状態だと、徐々に敬遠され、話かけられにくくなってしまう。

 

(23)指示は具体化してもらう

重要度:★★★★★


「(やや遠くから指をさして)これやっておいて」と指示を受けたとする。しかし「これ」の認識は人によって違う。「これ・それ・あれ」「ここ・そこ・あそこ」はよく相互の理解に隔たりが生じる。指示された物の隣まで行き、手で指し示しながら(触りながら)「ここからここまでということですよね」というように聞き返したり、「1段目から5段目までですね」「緑と黄色のケースだけやって、こっちの赤いケースは特に手をつけなくても大丈夫ですか?」といった再確認をして範囲を明確にしてもらう。あたりを見渡し、付近にほかの仕事が残ってたりしたときは「こっちの方はやらなくていいですか?」等をあらかじめ聞いておき、指示者の見落としを救済できれば仕事が円滑に進む。

 

例えば作業Aと作業Bがあるとする。指示者に「商品Xがないと思うから作業Aしておいて」という指示を受けたとする。しかしこれでは商品Xがあった場合に作業Aをするのか作業Bをするのかはわからない。こういう時に自分の予想で作業を選ぶのではなく、再度指示者に聞きに行くのがいい。やってほしい作業が自分が選んだものと逆の可能性もあるから、めんどくさがらずに聞きに行くことでトラブルを避けられる。


とにかく「ここ」の認識が新人と指示者との間で違い間違いが生じると、指示者が新人に責任転嫁してくることもある。自分の間違いだと責められないように、再確認し範囲を明確にしてもらうことで、理不尽な責めから自分の身を守ることができる。

 

(24)教わっている時は必ず手を止める

重要度:★★★☆☆

仕事を進めたい、他人からサボっていると思われたくないあまり、教わっている時にも手を動かす人が居る。これは話を真面目に聞いていないように思われる。教わっている時は必ず手を止めるようにする。

 

(25)「時間あるならやっておいて」=「やっておいて」

重要度:★★★☆☆

「時間あるならやっておいて」「余裕がある時にして」という指示はよくある。しかし「時間あるなら」「余裕あるなら」の定義が各職場で違い、例えばファストフード店店員の場合、30秒でも手があいたら「時間がある」になる。おまけに人によってもどの程度を考えているのか、幅がある。「時間あるならやっておいて」というような指示を受けたら、ほぼ時間に余裕がないとしても、やっておいたほうがいい。

 

(26)先輩からのありがとう対応

重要度:★★★☆☆

先輩からありがとうと言われたら「はい」だけで終わらせないようにする。「はい」でもいいが場合によっては偉そうに思われる。「いえいえ」「全然問題ないです」「いえ大丈夫です!」とかの返しのがいいかなと思う。そもそも一応礼儀として言ってるだけでそんなにありがとうとは思ってないから。

 

(27)忘れ物は意地でもしない

重要度:★★★★☆

自分の部屋の扉に持っていくものリストを貼って、必ず全て揃ったのをチェックしてから家を出る。(貸し借りは相手に迷惑だし面倒だから)

 

(28)なんとなくの行動はしない

重要度:★★★★☆

自分の行動の理由を常に構築しておく。なんとなく行動すると、問題が起きた時に自分の行動の説明に苦しむ。それに失敗した後に行動を改善しにくい。

 

(29)まわりを観察する。まわりの話に聞き耳を立てる。

重要度:★★★★★


自分が作業している場合、周りのモノだったり、自分自身が通路を塞いでないか周りを確認すること。自分のせいで誰かが道を遠回りしてないか、周りをよく確認する。邪魔だと思ってもいちいち言わない人が多いが、中にはそれで不満をためている人もいる。


人の話に聞き耳を立てるのは一般的にはあまり良くないが、誰かが誰かを責めていたり怒っている時は、自分を守るためにも内容を聞いておいた方がいい。自分が同じ事をしないことで、他人との揉め事を事前に回避することができる。


自分がしていた仕事場に、後から入る人の言動を見るのも参考になる(あまりジロジロ人の行動を見るのはその人を不快にするのでよくないのでさりげなく)。「なんで~がここにあるんだろ?」だとか呟くことがある。それで自分が道具を戻す場所が間違っていることを発見できたりする。(その時わざわざ近づいて「自分が間違えましたすいません!」と言いに行く必要はない。むしろそんな小声に聞き耳を立てていることがバレてそれがマイナスに動く可能性すらあるので呟きはスルーする。誰にも聞かれていない前提で呟いているだけだから。)そういう呟きを聞いた時は、次やる時には正しいやり方でやると決意するだけでいい。自分の仕事の後に入る人が、自分の残した何らかの作業や、間違って行っていた作業をやり直しているのを「見つけ」たら「すいません残ってました!」とか「すいませんこれ間違ってましたか?」と謝罪に行く。新人に注意することができない先輩もいる。注意しないのに不満は溜まっているという事もあるので、そういう人との揉め事を事前に回避するためにも、なにか問題のある状態で仕事をバトンタッチしてないか、さりげなくまわりを確認する必要がある。


観察するのも聞き耳を立てるのも、ある程度仕事に慣れて余裕があって初めてできることだと思う。仕事に就いて3週間も経たない頃はそんな余裕はないと思うのでしなくていい。自分に余裕が出てから。

 

(30)全員に公平に接する

重要度:★★★★☆
先輩でも後輩でも年上でも年下でも男性でも女性でもすべての相手に全く同じ対応をとるようにする。全員に敬語で話し、相手によって態度を変えない。のちに仲良くなった人に対してだけ親しい口調に代えればいいだけなので、それ以外の人は完全に同対応で統一する。これでかなり楽になる。年齢や勤続年数を覚えなくてよくなるので余計な気遣いを減らせる。

 

(31)事実だけを伝える(感情論は入れない) 

重要度:★★★★☆

上司や先輩に悩みを相談する時はもちろん、友人に悩みを相談する時も、事実だけを伝える(感情論は入れない)。感情論を入れると、言い訳やわがままに感じる場合もある。そうなると味方になってくれる人も味方になってくれない。事実だけを伝える。感情は相談した相手が感じるもの。

 

(32)大きな音を立てたら謝罪

重要度:★★★☆☆

大きな音を出すと皆振り向く。その時に音を出した本人から謝罪がないと不快に感じ、周りの人はストレスを溜め、嫌われる要因になりうる。すみませんでした!と声をだして周辺の人に謝罪することが大切だ。

以上