苦痛脱却帳

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30:自分の抱える問題(心療内科通院・過呼吸・記憶障害・ADHDグレーゾーン・記憶の悪さ)で障害者手帳はもらえるのか?

自分の抱える問題(心療内科通院・過呼吸・記憶障害・ADHDグレーゾーン・記憶の悪さ)で障害者手帳はもらえるのか?相談してみる

自分の抱える問題は以下

(1)心療内科の薬を服用
(2)過呼吸
(3)記憶障害(解離性健忘)
(4)ADHD疑惑
(5)短期記憶が苦手

 

(1)心療内科の薬を服用
症状:抑うつ状態(2004~2023現在)。薬を飲んでいれば状態は安定するので問題はない。
心療内科での診断は症状は「抑うつ状態」。これではまず障害者手帳をもらうことは出来ない。

(2)過呼吸
初回発症は2013年7月、その後は年に2~3回程度発生。2022年以降は息苦しくなることはあるが、自分の意図で止まらないような過呼吸にはなっていない。
症状は年中出ているわけではないので障害者手帳をもらうことは出来ない。障害者手帳をもらうには、症状が固定化して継続性がないとダメ。

(3)記憶障害(おそらく解離性健忘)
初回発症は2015年1月(2週間)、2回目の発症は2015年11月(1日間)。これ以降には記憶喪失状態は起きていないので今は大丈夫だが、いつかまた起きるのかと思うと不安ではある。病院に行き、脳のMRI検査をしたのだが異常なしと判定された。病院の検査予約が埋まっていてなかなかとれず、検査の頃には脳の記憶が正常状態に戻っていた。自分の脳が記憶を失った時どうなっていたか気になるが、わからないまま終わる。
⇒今現在記憶喪失状態でないならば障害者手帳をもらうことは出来ない。障害者手帳をもらうには、症状が固定化して継続性がないとダメ。

(4)ADHD疑惑
ADHD(注意欠如・多動症)の症状「注意欠如」に当てはまるような、あまりにも多すぎる間違えや判断ミス・不注意。(おそらく生まれてからずっと1990~)
大事なことをあと伸ばしにして時間に間に合わない。遅刻が多い。他に大事なことがあるのにも関わらず衝動的に目の前の物事に対応してしまう。脳で勝手にGoサインが出て勝手に自分が行動してしまう。
障害者手帳をもらうには審査会を説得しないといけない。面接などはなく、書類審査のみ。障害者職業センターの人に相談するも、現在の症状では極めて難しいとの返答だった。しかし障害者職業センターで書類作成の手続きを手伝ってくれるとのことだった。グレーゾーンなので、書類を作成しても審査会が認定してくれるかどうかはわからない。単に要領が悪い一般人との区別がつかないので非常に難しい。
これに関しては自分の通っていた心療内科の主治医の対応に苦しんだ。主治医は症状を書面で説明しても、その書面を見てくれず、手帳はもらえないとの一点張りだった。「発達障害は子供の頃に問題が生じるもの。子供の時に発達障害の判定もらってはないよね?大人ではあまり聞かないけどなあ」と言われた。2021年にパン屋で働いている頃に行ったが、「今がいいならいいじゃないか」「今そこで働いているんだからいいじゃないか」(意訳)という様子だった。
※なおこの医者は話を本当に聞いてくれないので転院することにした。今は4か所目の医者に通っている。素晴らしい先生と話ができている。
心療内科は個人の病院より、大きな病院を当たった方がいいと思う。大きな病院は複数の先生がいるので、合わない場合は先生を変えてもらう事も可能だからだ。
今も自分が通っている心療内科は大きな病院で、「先生と合わない場合に相談できる場所」まで設定されているので、安心できる。

(5)短期記憶が苦手
一般の人より明らかに圧倒的に記憶容量が少ない(おそらく生まれてからずっと1990~)。脳が普通の人の半分しか動いていないのでは?と思うくらい。
映画を真剣に見ても、覚えていなくて一緒に見た人と会話にならない。映画でも説明書でも、A4一枚のプリントであっても2回見てようやく相手と「同じくらい」か、「ちょっと自分の方が理解しているくらい」の状態なので、あらかじめ「一般人の6割くらいしか受け取れない(記憶できない)」と自分の脳を認識して行動するようにしている。
学校でも仕事でも、話す人の内容が流れで理解できない(書かないとわからない)ので、誰かの説明を受けた直後では、わからないところがわからない。わからないためその場で質問もできない。
売店で持ってきてと指示されたの商品の名前、パン屋で現在どのパンまで製造したか、複数のパンの中のあるパンは製造工程はどこまで工程が進んだかなど、特に短期記憶が苦手である。販売店の商品など、物の位置を覚えるのも苦手だ。
必死にメモしてインプットしても、アウトプットがうまくできない。仕事もゆっくり考えれば動けるのだが、テキパキと動けない。学生時代の勉強は時間でなんとかカバーできるが、社会人生活はそうはいかない。友人家族同僚に言っても「自分も記憶するのはは苦手だわ」で終わってしまうので全く理解されない。
⇒証明できない。たぶん覚えが悪いのエリア内で済まされてしまうレベルだからあきらめている。

 

ということで、障害者手帳をもらうのは難しいというのが結論だ。障害グレーゾーンで生きていくしかない。

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ちなみに
解消した自分の抱えていた問題(対応可能な自分の抱えている問題)

(6)耳の聞こえが悪い
(7)下痢
(8)体の痛み


(6)耳の聞こえが悪い
耳の聞こえの悪さは、建設会社・販売店ファストフード店で働いていた時に苦しんだ。耳の聞こえの悪さについてインターネットで調べたら、聴覚情報処理障害(音は聞こえているのに言葉が聞き取れない状態)というのが出てきて、これと似たような症状だ。聴力検査では問題がなかった。しかし聴力検査のように全神経を耳に集中した状態で聞こえて聴力に問題なしと言われても、実生活は無音ではなく雑音の中で生活するわけで、そういった雑音や別の会話が混ざり合う中で特定の音を聞き取るのは難しい。ストレスも影響があるのかわからないが、ストレスが収まっている今は問題がなくなっている。再発したら補聴器等でなんとか対応できると思うので不安はない。

(7)下痢
過敏性腸症候群だった。これは自分の場合ストレスによるもの。毎日正露丸を飲んでいたが、現在の会社に入ってからは治ったようだ。これも再発したとしても正露丸でなんとか対応できる。

(8)体の痛み
一日8時間歩く仕事をしていた時の事だ。何をしても疲れが取れない。家に帰ると毎日倒れこむように寝転んでいた。身体が痛く、週に2回もマッサージ店に行っていた(60分で5500円くらいかかる)。この仕事をしている時には1年で60回もマッサージ店に行った。
⇒この頃はシャワーだけで済ます生活していた。しかし浴槽に毎日浸かる生活をしただけで身体の痛みは2週間ほどでとれた。浴槽に浸かるようにしてからは、5~6時間の立ち仕事でも、身体が痛くなることなく毎日働けた。今も問題なく過ごしている。あんなに毎日ひどく体の疲労に悩まされていたのに、ただ浴槽に浸かる、それだけで身体の痛みが消えるとは驚かされた。風呂はマッサージ一回の価値がある。今は毎日40度のお湯に10分浸かることに決めている。

 

一般的に普通の人に理解されやすいのは、(2)過呼吸、(3)記憶障害であるが、自分が長く苦しんでいるのは、(4)ADHD疑惑、(5)短期記憶が苦手である。こっちの方はなかなか人に苦しみや大変さが理解されないので悩ましい。