水槽の脳
あるとき、水槽の脳という考え方を目にした。(今回はこの仮説の中身について言うわけではない。)この図を見た時、自分と他人の人生に、とてつもなく大きな幸・不幸の差があったとしても、結局自分の脳をだまして生きていけたら幸せに感じる事ができるのではないかと思い立った。
自分の脳をだます
まず、考え方を変える。ある現象が起きて、自動的に浮かんでくる感情や考えに対して、一呼吸おいて、本当にそうだろうかと見つめなおし、プラス思考に持っていく。これをクセにするのは極めて効果的で、うまくいけば非常にストレスが少ない状態で生きていける(可能性が高い)。プラス思考というのは、自分の考え方を理屈でプラスに持っていくということで、決して楽観的・能天気になるという意味ではない。
プラス思考の例
悪いことが起こったとしても、「最悪な状態よりはマシ」「逆に今(それほどタイミングが悪くない今)これが起こってよかった」と考える。
失敗して落ち込むと集中力が落ち、また違うミスをすることもある。一つ失敗しても「二次災害だけは防げたので、最悪に最悪を重ねるのは防げた」と考え、そこだけは良かったと自分をほめる。
誰かの言葉・行動を不快に感じたら時、嫌な気持ちで自分を満たされる人がほとんどだ。しかし、自分がそうならないように自分の言動を見直そうと考える。「自分が自分の言動を見直すことで、周囲から反発される可能性を減らせた」とプラスに考える。
「自分の人生では最初からこれが起こると決まっていた」と考え、うまくあきらめるのもいい。
他には...
わずかなプラスの出来事にもわざと喜ぶ。
空が晴れている ⇒ 空がきれいでいいなぁ
風が吹く ⇒ 風が気持ちよくていいなぁ
そうすることで、今まで気づかなかった些細なプラスを感知できるようになる。そうすればどんどん身の回りにプラスのことが増えていく。