苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

26:反射するガラス窓を見ない / 県と市を明確にする

・反射するガラス窓を見ない
透明なガラスを挟んで暗い側から挨拶した時、明るい側からは見えない事がある。それで相手が無視されたと思い込むこともある。
明暗差が強ければ、見えていないというのがわかるだろう。明暗差が弱ければ、ガラスを挟んで通常通り応答できる。問題は微妙な明暗差の時である。

こんな些細な事は気にしなくていいだろうと思うかもしれないが、自分は人間関係のリスクを最小限にするため、反射するガラス自体を見ないようにしている。
思わず見てしまった時には、ガラスの向こうに人が居るようだったら、あいさつをしている可能性があるので、会釈をするようにしている。

明るい側から暗い側は見えない の図

 

 

・県と市を明確にする

県(都道府県)名と同一の市(市町村)があると厄介事が起きる。
実際自分に起きたことだが、地名は青森を例にさせてもらう。
「青森の人?」と聞かれて、とっさに青森県の人という意味だと思って、「そうです」と言ってしまった。しかしその時、相手は青森市かどうかを聞いていたのだ。「どこの人?」と聞いてきた同一集団の別の人には「(青森県)A市です」と言っている。青森県A市という申告と、青森県青森市であると申告があり、どちらかに嘘をついているのではないかとして、自分に対して不信感を持ってる状態の人が居たようだ。それで勝手に親戚の青森市の家から来てるのではないか、だとか勝手に設定が追加されていた。その時はなぜそういう話になってるのか全く意味がわからなかったのでスルーして、いちいち訂正しなかった(影で言われていたことだったし)。最近になってやっとどういう意味かわかった。しかしその時から今にかけて他の人には正確に「青森県A市です」と言い続けていたため、それについては人間関係で問題は起きていない。

自分は東京で9年ほど生活していた。東京都内にいる場合の会話で、「秋田からきました」が秋田県であることはもちろん、「チバ出身です」、「サイタマ出身です」は、それぞれ千葉県出身・埼玉県出身の意味である。千葉市出身、さいたま市出身という意味で言う人は今まで会ったことがない。居ても5%いかないくらいなのではないだろうか(予想)。「大阪からきた」も「大阪府からきた」の意味で、「大阪市から」の意味で使っている人は居ない。これは都会が色々なところから人が集まっているからであって、ド田舎である自分の地元では、隣県との人の行き来自体がほとんどない。県内であるのは当然で、その市からであるかどうかに着目していたのだ。県名と県庁所在地名が同じという場所は多いので、どこかしらで同じような勘違いが起きていると思われる。自分はこれがあってから余計なことが発生しないように、しつこいと思われようとも、県(都道府県)か市(市町村)かを明確にしている。