苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

8:全員に公平に接する

自分が一時期精神科デイケアに体験入所した時に「相手が身勝手に思えてつい攻撃的になってしまう」ということで悩んでいる人の多さに驚いた。この悩みに共感する人は手を挙げるという挙手制だったが、圧倒的に男性が多かった(男性が9割弱)。

 

これにも関連するのだが、人間関係で悩む男性の上位の悩みに「年下・後輩に舐められる」があるらしい。自分は誰かを舐めることなんてないし、別に舐められても問題・不利益はほぼ発生しないとは思っている。舐められて起きる問題や不利益より、常に舐められない言動を選んで行う方が面倒だし、強気な態度はトラブル発生の元だと思う。

 

舐められるのが怖いから周囲に強く出る、強く出ることで人間関係が悪化しだすのは当然だと思う。これは明らかに人間関係悪化の原因を自分で作ってしまっている。相手が舐めていたわけではないのにも関わらず、勝手に自分が勘違いして自身が強く出ていたかもしれない。逆に弱く出るのに人間関係が悪化している人というのはあまり見たことがないが、そういう人はおそらく弱く出ている事以外に原因があると思う。

 

この悩みへの対策「全員に公平に接する」

 

人と接する時に、まず上か下か判断すること自体を辞めた方がいい。相手の年齢も聞かなくていい。先輩でも後輩でも年上でも年下でも男性でも女性でも全く同じ対応を取っていればこうした悩みで苦しまないと思う。自分が気を使った行動をしているとしても、時には相手側が舐められたと感じることもあるだろう。しか全員に公平に愛想よく接していれば、舐めて出た態度ではないと、勝手に相手が好意的に解釈してくれる。その可能性を上げられる。

 

日常的にどんな相手に全く同じ対応をとるようにする。全員に敬語で話し、相手によって態度を変えない。のちに仲良くなった人に対してだけ親しい口調に代えればいいだけなので、それ以外の人は完全に同対応で統一する。これでかなり楽になる。年齢や勤続年数を覚えなくてよくなるので余計な気遣いを減らせる。これはオススメです。

 

以上