苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

6:なぜ定期的に話しかけるのか

2年ほど前、就職活動中にツイッターで、ツイッターは(相互フォロー関係でも)定期的にリプライ交わさないと勝手に好感度が下がっていくシステム」という意のツイートを見た。ジョーク調で書かれていたが、的を射ていると感じた。確かに自分もツイッター(SNS)を利用していた時に薄々感じていたが、ネット上で繋がっている人は、常に人間関係を維持しようと努めないと、どんどん相手の中で評価が下がっていってしまうように感じた。と同時に、現実の人間関係でもそうなのではないか?と思った。

 

どうも長い期間が開いたあとに、久しぶりに連絡がくると引いてしまう人が多いらしい。引くくらい期間が開けば、もはや人間関係を0から作るのと同じような状態になってしまい、それはもうほぼ縁が切れた状態だといえる。

 

そこで現実の人間関係をゲームのようにとらえてみることにした。「まわりの人に話しかけたら人間関係を維持できる。しかし話かけないとどんどん評価が下がる。」という前提で行動する。現実の人をゲームのキャラのような扱いするのは気が引けるかもしれないが、周りの人と円滑な人間関係を築く方法を探るため、一度その考えで生活するようにした。

 

新しい職場でその考え方を持ち込み、自分から定期的に(ほぼ)全員に話しかけるようにした。この人は仕事をしている場所が近いので、3日に1回は話しかけよう。この人は1か月に1回程度は話しかけようと自分でルールを決める。(内容は質問や業務上のだけでOK。日常生活等の話を無理やりしなくていい。)これは効果がかなりあって、職場内でうまく人間関係を構築することができた。質問でも何でもいいので何か理由をつけて話しかけて、定期的にあなたあなたを敬遠しているわけではないという事を表明する。これで、相手にとって話かけづらい人にならない。

 

定期的に話しかけることで、心理的な距離が遠くならず、近いままにしておけた。人間関係を円滑に進めるためには効果的だと実感できたのでこれからも続けていこうと思った。