苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

10:心療内科の薬や相談は効果があるが直接問題を解決するわけではない

心療内科(精神科)で薬をもらう。
自分は中学2年から現在までの約20年間、毎日心療内科の薬を服用している。薬が効いて楽になる。しかし現実が楽になったわけではない。結局厳しい現実が待っている。

 

カウンセリングを受診する。
自分が行ったカウンセリングルームは、1回45分と決まっていて、8250円だった。少し変わった先生で相談内容を漏らさず聞きたいということで録音させてほしいとのことだった。自分はよかったので許可を出し、相談した。悩みを話して楽になった。カウンセリングは1時間で1万円くらいが相場のようで、非常に高額だ。そしてカウンセリングも、それ自体を行う事で人間関係が直接よくなるわけではない。

 

障害者職業センターに行く。
障害者職業支援センターとは、障害の診断や障害者手帳の有無、現在仕事に就いているかどうかに関わらず、障害により働く上での困り感のある人に対して無料で就業準備支援をしてくれる。ハローワークで知るまでは全く知らなかったが、障害者職業センターはどの都道府県にも1つはあり、講座を受けられたり就職相談ができる。自分の行った場所は、講座は9週間周期で、月に1回説明会が開かれておりまずはそれに参加する必要がある。

 

就労に特化したデイケアに行く。
障害者職業センターに、デイケアという手もあると聞かされ紹介されて体験入所した。障害者職業センターデイケアも、自分の考え方を変える方法や、コミュニケーション手法を学ぶ感じで、勉強になる事も多かったが、限界も感じた。

 

心に苦しみを抱える人は人間関係で悩む人がほとんどだ。人間関係は自分と相手がいる心療内科での薬、カウンセリング、施設でのワーク(障害者職業センターデイケア)は、どれも自分への助けにはなるのだが、どんなにやっても、結局は自分へのアプローチで、相手側は相手側の人生を送っている。相手をコントロール出来るわけではない。現実をよくしてくれるわけではない。結局ここが問題で、最終的には人間関係にアプローチするしかない。

心療内科は自分にとっては絶対必要だし、カウンセリング、障害者職業センターデイケアも否定してるわけではなく、必要な人は行くといいと思う。実際学ぶこともかなり多かった。そこでもどうにもならないような、人間関係へのアプローチ案は、可能な限り自分が載せていければなと思ってます。

 

以上