苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

7:中高生は入学式・クラス替え直後の数日間が最重要

 

中学生・高校生は、入学式(クラス替え)から数日で、これから1年間一緒に行動するメンバーを自分で選び、決定し、毎日一緒に行動しなければならない暗黙のルールが存在するようだ。


私はその明文化されていない共通認識を知らず、最後まで理解することもできなかった。結局仲良しグループで行動した経験は人生で一回もない。

 

中学や高校でよくまわりを観察すると、いつも一緒にいるメンバーは固定化されているように見える。でも自分は、必要な時だけ一緒に居て、毎日一緒にいる人が変わっていってもいいのではないかと思っていたので、友人グループをつくることなく、全員に対等に接していた。

 

しかし、グループに属することなく、全員に対等に接すると「ウザい」と思われるらしい。結果的に距離感が異様に近くておかしいというように思われ、結局誰とも仲良くなれない。浮く。それで学生時代失敗してしまった。

 

一般的な、普通の中学生活・高校生活を送りたい場合は、入学してすぐ(クラス替えしてすぐ)、初日・2日目とか、判断は早ければ早いほどいいが、これから一年間一緒に行動するメンバーを自分で選んで、決定し、グループの一員にならなければならない。これは誰も教えてくれない。学校の先生も親も、誰も教えてくれないが事実だと思う。

 

一緒に行動するグループの人数は2~4人。これは何人がいいとかはない。ただ2人グループはあまり多くなかったかもしれない。3~4人が多かった。5人・6人のグループはよっぽど中心人物の求心力が大きい場合でないと維持できない(自然に分割される)。

 

一緒に行動するメンバーは、基本的には同じ部活の人になる。もしくは席が近い人。これもどっちがいいとかはない。(中1なら同じ小学校の人を基に人間関係を広げていくことになるかも。)(2年生・3年生の場合、部活の人間関係が既に決定してる場合もあるので、難しい場合は選択肢から除く。)気が合いそうな人、席が遠い人でもいい。もしくは、あえて言葉をとりつくろわずに言うと、だいたい同じ容姿レベルの人。(人を顔で判断するなというが、実際グループ化している集団を見ると、全く容姿レベルの違う人が同グループに入っている例はものすごく少ないというのは薄々みんな感じてると思う。)自分は他人を容姿で判断するのが嫌でグループに属しなかったというのもあるけれど、そんなきれいごとを言っていられないのが、厳しく長い学校生活だ。すぐ浮いて、いじめにあう可能性も高めてしまう。

 

中学生・高校生のみなさんはこれから本当に大事な4月を過ごすことになると思うが頑張ってほしい。まず話しかけてみよう。何で話しかけてくれたの?と聞かれた時「同じ部活だから話したいと思って」と正直に言ってもいいし「話しかけたかったから!」「特に考えてない(笑)」とかでごまかしてもOK。とにかく自分のクラス内で何らかの友人グループに属することを第一目標に生活してほしい。

 

以上