苦痛脱却帳

苦痛や不幸から抜け出す方法を書いていきます

43:ADHDグレーゾーン的日常生活の失敗と改善/就職面接に間に合うための対策

ADHDグレーゾーン的日常生活の失敗と改善

風呂のお湯を貯めるボタンを押すのを忘れてしまう。「服を脱いで浴槽のふたを開けたらお湯が溜まっていなかった」という出来事が1週間に3回起きた。このように今まで数年間は問題なくできていたことが突然できなくなることがよくある。
1回目→(今まで問題なくできていたし)次は間違えないだろう。
2回目→また同じ事を間違えてしまった。今度こそしっかり注意して風呂の湯を貯めよう。
3回目→さすがに問題がある。
ということで改善策を考えることに…

作業手順をナンバリングすることにした
1:浴槽の栓を閉めて、「1」と声を出して栓を指さす。
2:お湯を入れるボタンを押し、「2」と声を出してボタンを指さす。(ボタンを押すだけで自動で温度が調整されるシステムである)
3:換気のために開いている窓を閉じて、「3」と声を出して窓を指さす。
4:風呂のふたを閉め、「4」と声を出して風呂のふたを指さす。
これを実行してからは、今まで2か月間はミスが発生していないのでこのやり方を続けていこうと思う。

睡眠時間が遅くなる
朝は6:00に起きるので、夜は0:00(24:00)には寝ていたいと思っている。しかし0:00に寝る予定が、1:30だとか2:00になってしまう。仕事が終わり家について食事と風呂が終わると19:30くらいになる。寝るまで4時間半も時間があるのだが、どうしてもやることが増えてきてしまい、0:00まで終わらなくなるのである。

就職面接に間に合うための対策

今まで時間に余裕を持つことで絶対に遅れてはいけない場面をなんとかクリアしてきた(失敗したこともあるが)。
例えば10:00に面接があるとする。(早く来すぎても迷惑なので)9:50~9:55の間に「面接に来ました」と担当者に告げる。そう考えると9:30には建物のすぐそばには到着しておきたい。家から建物のすぐそばに到着するまで1時間かかるのであれば、8:30に家を出る。交通事情を考え15分の余裕をもつとして8:15に家を出ると仮定する。
ここから余裕時間をどれくらいとるかは人それぞれであろうが、自分の場合は+2時間余裕を持つことにしている。自分は何かと遅れ気味になってしまうからだ。それゆえ6:15に家を出ることになる。かつて余裕時間を+1時間とることにしていたのだが、余裕がなくなりギリギリになった経験があったので、さらに追加で1時間の余裕を持つことにした。
6:15に出発。いつもは起床から家を出るまで30分程度で済むが(その場合5:45起床)、面接の日は家を出るまで、これも2時間と考えて、起床は4:15。荷物は確実に前日のうちに全て準備して、前日のうちにスーツ・ネクタイ・革靴等は必ず一通り着用してみてはいる。しかし、スーツを着る、ネクタイをつける等普段は行わない作業もあるし、その日だけ寝癖がなかなかとれなかったり、その日だけフケが出てしまいシャワーを浴びなおしたり、トイレに時間がかかる可能性もある。
しかし「余裕時間があるので大丈夫」だという考えは一切捨てるのが大切だ。ADHDの場合、余裕があると考えると途端に動作スピードが緩まったり、今する必要のない事を始めてしまうからだ。家を出るまで一切の気を抜かず着実に準備を進める。4:15に起床してから順調に用意ができても早発はしない。たとえ5:30だとか5:45等に家から出れる準備ができても、早く出発はせずに、当初の予定通りの6:15の出発時間まで待って出発(早発しても待ちくたびれるし、家で面接の練習や資料読みをした方が集中できるからだ)。6:15に家を出て移動時間が1時間、つまり7:15に建物付近に到着するのが理想となる。あくまで7:15に到着する事を目標として行動する。ここでも「余裕時間があるので大丈夫」だという考えは一切捨てることを心掛ける。
⇒余裕時間を2時間とっているとだいぶ余裕があり、自分の遅れはさすがにその幅に収まる。-10分、+15分、+30分という具合に目標時間からずれる事はあるが、さすがに2時間の幅に収まる。2時間の余裕時間内の過ごし方は、駅の近くの飲食店等で面接の練習(面接のために用意した資料を読む)をして面接地に向かうと言うのがいつもの流れである。ハンバーガー店で1時間→コーヒーショップで1時間など。

上記を参考に、睡眠目標時間の0:00(24:00)から2時間余裕を持ち、22:00に寝ることを目標に掲げて生活をしているが、全くうまくいっていない。しかし寝る時間がAM2:00のように大幅に遅れることは少なくなり、だいたい0:30~1:15の間には寝ている。それでも睡眠不足であることには変わりないのでどうにかしたい。今年改善したいことの一つだ。